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IACFO(食品国際消費者機構)コーデックス速報 国際会議が行なわれる世界各地から、 写真、ビデオ入りで速報をお届するブログです。
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コーデックス(国際食品規格)プレスリリース:No.4
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コーデックス(国際食品規格)プレスリリース No.4:2005年5月9日
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●5月9日 第33回コーデックス表示部会がマレーシア・コタキナバルにて
開催された。

●食品と暮らしの安全基金は、IACFO(食品国際消費者機構)として参加。

●IACFOコーデックスブログはこちら

QUIDに関するビデオレポート・写真入りの報告がこちらから見れます。
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  │日本語版 http://iacfo.blog67.fc2.com/
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  │英語版 http://iacfo.blogspot.com/
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■本日(5月9日)の議題■

議題1 議案の承認
議題2 総会、他のコーデックス部会からの事項
議題3 コーデックス規格案における表示事項の検討
議題4 有機食品の生産、加工、表示及び流通に関するガイドライン
    c) 付属書2への資材追加の手順に関する検討
    a) 付属書2の改定案:表3及び表4(ステップ7)
    b) 付属書2の改訂原案:表1(チリ硝石)(ステップ4)

■有機食品のガイドラインについて■

昨年の表示部会の後、2つの作業部会がE-mailにて行われていた。1つは、
アメリカが議長を行っていた「 付属書2への資材追加の手順に関する検討」
に関してで、もう一つが、「付属書2の改定案:表3及び表4」であった。

両方とも、来年度も続けることなり、E-mailによるものだけでなく、来年の表
示部会の直前に作業部会を開催することを多くの国・団体(IACFOを含む)が希
望した。そのため、アメリカ、カナダがこの表示部会が終わるまでに、どのよう
な範囲で作業部会を行うかなどについて調整を行い、提案することとなった。

チリ硝石に関しては、チリ、ケニアが許可資材に入れたいと発言したものの、
その他の多くの国々が反対した。IACFOも、チリ硝石の使用は認められないこと
を、事前に以下のような意見書を出していたので、これについて説明し、反対
した。
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■チリ硝石に関するIACFOコメント■
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食品国際消費者機構は、チリ硝石を付属書2に含めることに反対する。
これは、チリ硝石はセクション5の5.1の基準を満たさないためである。

・使用目的において不可欠かどうか?
 チリ硝石は、有機的な方法で作物を育てるのに不可欠とは言えない。

・製造、使用、廃棄が環境に悪影響を引き起こさないか?
 チリ硝石の廃棄は地下水を汚染する

・代替が存在するか?
 転作や豆類の使用などの方法で、代替可能である。

:チリ硝石は、再生可能な資源ではない。また、世界のほとんどの地域で
  は、地元で調達できるものではない。したがって、チリ硝石を使用す
  ることは、有機農業に対する消費者の期待にそぐわないといえる。
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ほとんどの国が反対をしているものの、現在「付属書2への資材追加の手順
に関する検討」を行っているため、チリ硝石を例として、パイロットスタデ
ィー(ケーススタディ)を行うことをアメリカが提案。
これが受け入れられることとなったため、チリ硝石はステップ3のままにし
今後の作業部会で、ケーススタディーに使用される。

しかし、チリ硝石に関しては多くの国が反対しているため、リストに加えら
れることはない方向だ。
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■明日(5月10日)の議題予定■

議題9 トランス脂肪酸の定義に関する検討
議題5 遺伝子操作食品の表示
    a)  包装食品の表示に関する一般規格の修正案
      (遺伝子操作技術由来/遺伝子組換え食品の表示に関する勧告案)
      :定義(ステップ7)
    b) 遺伝子操作技術由来/遺伝子組換え食品及び原材料の表示に
      関するガイドライン案: 表示規定(ステップ4)

・トランス脂肪酸に関しては、議題9に予定されていたが、本日の議題の承認
の際に、議題4の後に話し合うことが提案され、これが認められたため、
明日話し合いがされる。

・明日は遺伝子操作食品の表示の議論が予定されている。長い議論となること
が予測される。

■そのほか■
本日は会議のあと、レセプションが行われた。夕食を食べながら、各参加者と
親交を深めた。

私はカナダの政府代表団と同じテーブルで、食事をし、会話を楽しむことがで
きた。表示部会は第1回からカナダが議長で、カナダで行われてきたが、今回
は初めてのマレーシアでの開催。カナダ政府代表団は、初めて、24時間ほどの
旅の後、時差に苦しみながら参加することの大変さをしみじみと語っていた。

コタキナバルは常夏、、、でも、会場は、冷蔵庫にいるような気がするほど
冷房が効いています!私は長袖、長ズボンはもちろんのこと、バスタオルまで
持ち込んでいますが、あまりの寒さのため、早くも風邪気味。多くの参加者、
特に薄着の女性は、寒がっているのですが、冷房の効かせすぎも、マレーシア
では良いサービスのうちなのでしょう。明日もあたたかくして、会議に臨む
つもりです。





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